SCROLL
BRICOLAGE OF
FAMILY PHOTOS
記憶を積層する — 透過と重なりがつくる抽象
本作は、メンバー3人が3枚ずつ持ち寄った家族写真を透過処理してA5サイズの透明フィルムシールに印刷し、9枚を重ね合わせたものである。同様の手法で計4点を制作した。 持ち寄った写真は、それぞれのメンバーとその家族の関係が残るものだった。それを9層に積層させると個々の像は判別できなくなり、1枚の抽象画のような見え方が現れる。 写真は通常、単一の時間を切り取るメディアだが、本作では「物質としての写真」の内側に、時間の厚みのようなものを留められたのではないかと考えている。 素材:インクジェット専用ラベルシール、アクリル板